Geminiの解約方法を徹底解説!できない時の対処法と注意点

2026.02.25

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Geminiの解約方法を徹底解説!できない時の対処法と注意点

はじめに

Geminiの有料プランを使い始めたものの、解約の方法がわからず困っている方は少なくありません。契約した経路によって手続きの場所が異なるうえ、解約後にはストレージ容量が大幅に減るなど見落としがちな影響もあります。

この記事では、Geminiの有料プランにおける解約の具体的な手順、うまくいかないときの原因と対処法、そして手続き前に押さえておきたい注意点を整理しています。デバイスごとの操作方法や返金の条件、代替サービスとの料金比較など、判断に必要な情報を確認していきましょう。

Geminiの有料プランの種類と契約の仕組み

Geminiの有料プランの種類と契約の仕組み

個人向けGoogle One AI Proプランの概要

Gemini Advancedを利用するには、Google One AI Proプランへの加入が必要です。このプランはGeminiの設定画面ではなく、Google Oneというサービスの一部として提供されています。つまり、Gemini Advancedの解約とは、Google One AI Proプラン全体を解約する行為にあたります(参照*1)。

料金は月額2,900円で、初回1か月は無料トライアルが用意されています。プランにはGemini Advancedの利用権だけでなく、2TBのクラウドストレージやGoogle連携機能もセットで含まれます(参照*2)。

解約を検討する際は、AI機能だけでなくストレージや連携機能も同時に失われる点を把握しておく必要があります。契約内容の全体像を確認したうえで、手続きを進めてください。

法人向けGemini Business・Enterpriseの契約形態

法人向けにはGemini BusinessとGemini Enterpriseの2つのプランが用意されています。料金体系は契約期間によって異なり、年間プランの場合は1ユーザーあたり月額2,260円(税込)、フレキシブルプランの場合は月額2,720円(税込)です。為替変動やGoogleの価格改定によって更新される可能性があるため、Google管理コンソールや公式サイトでの確認が推奨されています(参照*3)。

解約の条件もプランによって分かれます。フレキシブルプランならいつでも解約が可能で、契約そのものをキャンセルできます。一方、年間プランは原則として途中解約ができず、契約期間の残りの料金を支払う義務が生じます(参照*3)。

法人で解約を検討する場合は、現在の契約がどちらのプランにあたるかを管理コンソール上で確認してから手続きに入ることが求められます。

au経由・大学特典など契約経路ごとの違い

Geminiの有料プランはGoogleとの直接契約だけでなく、auやKDDI経由、大学の特典プログラム経由でも契約できます。経路によって請求方法や解約先が大きく異なるため、自分がどこで契約したかの確認が欠かせません。

au経由で契約した場合、加入日から翌月同日の前日までが1か月間の契約期間として扱われます。翌月同日に暦日が存在しないケースでは、翌月末日の前日が満了日となります。料金の支払いはauかんたん決済(通信料金合算支払い)で行われ、契約状況の確認や退会はMy au / My UQ mobileから手続きします(参照*4)。

大学特典については、たとえば慶應義塾大学のプログラムでは一定期間経過後に自動で通常の定期契約へ移行し、月額または年額の費用が発生します。利用を終了したい場合は自分で解約操作を行う必要があり、大学側では一切関与できないと案内されています(参照*5)。契約経路に応じた解約先を事前に特定しておくことが、スムーズな手続きにつながります。

Gemini Advancedの解約手順【デバイス別】

Gemini Advancedの解約手順【デバイス別】

PC(ウェブブラウザ)からの解約手順

PCから解約する場合は、Geminiのウェブサイト(gemini.google.com)にアクセスし、設定画面を開きます。左下にある歯車アイコンをクリックし、「定期購入を管理」を選択してください。するとGoogle Oneの設定画面に移動するので、画面下部の「メンバーシップを解約」をクリックします。解約理由の選択などの指示に従えば、手続きは完了です(参照*2)。

ポイントとなるのは、解約の操作がGeminiの画面内で完結するわけではなく、Google Oneの管理画面へ遷移して行う点です。Geminiの設定だけを探しても解約ボタンが見つからないケースがあるため、Google Oneの画面に切り替わることを念頭に置いて操作を進めてください。

Android(Geminiアプリ・Google Play)からの解約手順

Androidでは、Geminiアプリまたは Google Playストアから解約できます。解約手続きは契約したプラットフォームごとに異なるため、Geminiアプリ経由で契約した方はアプリ内の設定から、Google Playストアで契約した方はストアの「定期購入」メニューから手続きを行います(参照*1)。

Google Playストアから解約する場合は、ストアアプリを開き、右上のアカウントアイコンから「お支払いと定期購入」へ進みます。一覧にGoogle Oneが表示されていれば、そこから解約手続きを選択できます。au経由で契約している場合はGoogle Play上には表示されないため、契約経路を事前に確認してください。

iPhone・iPadからの解約手順

iPhoneやiPadでGemini Advancedを契約している場合、解約はAppleの設定アプリから行います。Geminiアプリ内やGoogleのウェブサイト上では手続きできない点に注意が必要です(参照*1)。

具体的には、iPhoneの「設定」アプリを開き、画面上部の自分の名前をタップします。次に「サブスクリプション」を選択すると、現在契約中のサービス一覧が表示されます。その中からGoogle Oneを見つけて「サブスクリプションをキャンセル」を選べば解約が完了します。Apple経由の課金は契約日のサイクルで管理されるため、次の請求日までは引き続き利用できるケースもあります。

解約できない時の原因と対処法

解約できない時の原因と対処法

契約経路と解約先の不一致による失敗

解約がうまくいかない場合、もっとも多い原因は契約経路と解約先の不一致です。Gemini Advancedの解約手続きは契約プラットフォームごとに異なり、PC(ウェブ)はGoogle Oneの管理画面、AndroidはGeminiアプリまたはGoogle Playストア、iPhoneやiPadはAppleの設定アプリから行う必要があります(参照*1)。

au経由で加入した場合、解約はMy au / My UQ mobileで受け付けており、GoogleやAppleの画面からは操作できません(参照*4)。大学特典プログラム経由の契約も同様で、Googleとの個人契約となるため、大学側に問い合わせても手続きは行えません(参照*5)。

解約ボタンが見当たらないときは、まず自分がどの経路で契約したかをメールの領収書や請求明細で特定し、その経路に対応する画面から手続きを進めてください。

Googleアカウントや決済情報のトラブル

契約経路が正しくても、Googleアカウントや決済情報に問題があると解約手続きが進まないことがあります。複数のGoogleアカウントを持っている場合、契約に使ったアカウントとは別のアカウントでログインしていると、定期購入の一覧にGoogle Oneが表示されません。ブラウザやアプリで現在ログイン中のアカウントを確認し、契約時のアカウントに切り替えてから操作を行ってください。

また、au経由で契約中のGoogle One AI Proについて、KDDI以外の契約先から移行する際は、移行前に事前解約や支払い停止の手続きが必要になる場合があります。移行前の契約で保存されたデータは保持され、お支払い済みの利用料金が返金される場合もあるとされています(参照*4)。決済に使っているクレジットカードの有効期限切れや残高不足が原因で処理がエラーになることもあるため、決済情報の有効性も合わせて確認してください。

解約前に確認すべき注意点とチェックリスト

解約前に確認すべき注意点とチェックリスト

ストレージ容量の減少とデータへの影響

解約でもっとも影響が大きいのはストレージ容量の変化です。Google One AI Proプランには2TBのストレージが付帯していますが、解約後はアカウントの上限が無料プランの15GBに引き下げられます。これにより、Googleドライブのファイル、Gmailのメールと添付ファイル、Googleフォトの写真や動画が影響を受ける可能性があります(参照*1)。

ただし、データが即座に消えるわけではありません。ストレージ上限を超過した状態が2年間続いた場合に、Gmail・Googleドライブ・Googleフォトのコンテンツが削除される可能性があると公式ポリシーに記載されています。超過状態になると、Gmailの新規送受信、Googleドライブの新規アップロードや同期、Googleフォトのバックアップが停止します(参照*1)。

解約前に現在の使用容量を確認し、15GBを超えている場合は不要なファイルを削除するか、別の保存先へ移動しておいてください。

返金ルールと解約タイミングの最適化

解約のタイミングによって、残りの期間が利用できるか、返金があるかは変わります。日割りでの返金は行われないため、月の途中で解約しても1か月分の料金が満額で発生します(参照*2)。

au経由で契約している場合も同様に、解約申込日が属する1か月間の契約期間が満了した時点で解約となり、料金は日割りにならず満額がかかります(参照*4)。法人向けの年間プランでは原則として途中解約ができず、契約期間の残り料金を支払う義務が生じます(参照*3)。

解約を決めたら、次の請求日を確認し、その直前に手続きすることで利用期間を最大限に活かせます。各プラットフォームの請求サイクルを把握したうえで、タイミングを見極めてください。

無料トライアル中の解約で起きること

無料トライアル中の解約は、解約手続き完了後にすぐ利用できなくなる場合がある点に注意が必要です。Gemini Advancedには初回1か月の無料トライアルが用意されていますが、トライアル中に解約した場合は、無料トライアル期間中であってもその場で利用できなくなるケースがあります。日割りでの返金もありません(参照*2)。

トライアル期間を最後まで使い切りたい場合は、期間終了日の直前に解約するのが望ましい対応です。一方で、解約を忘れると自動的に有料契約に移行して翌月分の料金が発生します。トライアル開始日をカレンダーに記録し、終了日の前日にリマインダーを設定しておくと、意図しない課金を防ぎやすくなります。

解約すべきか迷ったときの判断基準と代替サービス比較

解約すべきか迷ったときの判断基準と代替サービス比較

Gemini Advancedを継続すべきケース

Gemini Advancedの継続が合う場合もあります。Gemini AdvancedにはAI機能だけでなく、2TBのストレージやGoogleフォトの高度な機能といったGoogle Oneの特典が含まれています(参照*1)。Googleドライブを日常的に使い、大量の写真やファイルをクラウドに保管している方にとって、ストレージ単体の価値だけでも月額2,900円に見合う場合があります。

実際に解約したユーザーの声として、Geminiの無料版でも十分に使え、Googleドライブの2TB容量が欲しい人だけが有料版を検討すればよいという意見があります。一方で、趣味の情報をチャットボット化する用途にはGeminiとNotebookLMが魅力的だとの評価もあります(参照*6)。ストレージの使用量やAI機能の利用頻度を振り返り、自分の用途に照らして判断してください。

ChatGPT・Claude・Perplexityとの機能・料金比較

Gemini Advancedを解約して他のAIサービスへ移行する場合、各サービスの料金と機能を比べておくと判断しやすくなります。自動調査機能(Deep Research)を軸にした比較では、以下のような違いが報告されています(参照*7)。

  • ChatGPT:無料プランで月5回(軽量版)、調査時間は5~30分、有料プランは月20ドルから
  • Gemini:無料プランで月に数回、調査時間は5~10分、有料プランは月2,900円から
  • Perplexity:無料プランで1日5回、調査時間は2~4分、有料プランは月20ドルから
  • Claude:無料プランでは利用不可、調査時間は5~45分、有料プランは月100ドルから
  • Grok:無料プランで24時間に2回、調査時間は0.5~3分、有料プランは月30ドルから

Gemini Advanced解約後の体験として、LLMとしての出力品質やモデレーション規制の強さに不満を感じたという声もあります(参照*6)。料金だけでなく、回数制限や調査速度、文章の生成品質など、自分がもっとも重視する要素を軸に各サービスを見比べてください。

おわりに

Geminiの解約は、契約経路の特定、デバイスに応じた手続き先の選択、そしてストレージや返金条件の事前確認という3つのステップを押さえることでスムーズに進められます。特にau経由や大学特典経由の場合はGoogleの画面では手続きできないため、請求明細や契約通知メールで契約先を確かめてから操作に入ってください。

解約後に失われる2TBのストレージや各種特典と、月額料金のバランスを天秤にかけたうえで、自分にとって最適な判断を下すことが大切です。他のAIサービスへの乗り換えを検討する場合は、料金・回数制限・調査速度を事前に比較し、納得のいく選択につなげてください。

監修者

安達裕哉(あだち ゆうや)

デロイト トーマツ コンサルティングにて品質マネジメント、人事などの分野でコンサルティングに従事しその後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサルティング部門の立ち上げに参画。大阪支社長、東京支社長を歴任したのち2013年5月にwebマーケティング、コンテンツ制作を行う「ティネクト株式会社」を設立。ビジネスメディア「Books&Apps」を運営。
2023年7月に生成AIコンサルティング、およびAIメディア運営を行う「ワークワンダース株式会社」を設立。ICJ2号ファンドによる調達を実施(1.3億円)。
著書「頭のいい人が話す前に考えていること」 が、82万部(2025年3月時点)を売り上げる。
(“2023年・2024年上半期に日本で一番売れたビジネス書”(トーハン調べ/日販調べ))

参照

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