AI開発企業のOpenAIは、元CEOサム・アルトマン氏の退任を発表し、新たにミラ・ムラティ氏を暫定CEOとしました。
ムラティ氏はアルバニア出身で、若干16歳でカナダへ移住し、その後アメリカのダートマス大学で機械工学の学士号を取得。ゴールドマン・サックスでインターンを経験した後、イーロン・マスク氏の電気自動車メーカー、テスラでシニアプロダクトマネージャーとして3年間務めました。
退職後はVR企業Leap Motionでヴァイスプレジデントを務めていた彼女が、2018年にOpenAIに入社。そこからはChatGPTの開発に携わり、「ムラティ氏はChatGPTの『頭脳』のひとりとみなされている」と評されています。
AIの可能性と規制の必要性を説く彼女の活躍が認められ、35歳でOpenAIの暫定CEOに就くこととなりました。そして、その彼女が長く上級幹部を務めてきたことから、新CEOへの移行はスムーズに進むと予想されています。
出典 : https://gigazine.net/news/20231118-openai-new-interim-ceo-mira-murati/