米調査会社IDCは、2024年のスマートフォン市場が伸びを見せると予測しています。出荷台数は6.2%増の約12億4000万台に達する見通しで、特に南米や中国で低価格モデルの販売が好調です。しかし、最新の成型AIを搭載した端末への買い替えは、予想よりも限られると分析しています。
AI搭載モデルはアップルやグーグル、サムスンといった大手によって取り扱われており、特に注目されたアップルの「iPhone16」も一部の地域で伸びを見せていますが、全体の市場拡大には至っていない状態です。
23年に記録した過去10年で最低の出荷台数は、世界的なインフレの影響とスマートフォン機能の高度化による買い替えサイクルの長期化が原因。IDCは、2025年以降も成長率は5%以下と見ており、AI機能による市場の刺激は一部に留まるとの見解を示しています。
出典 : スマホ「生成AI搭載型」買い替え需要は限定的 24年予測 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2959X0Z21C24A1000000/