by JD Hancock
「スタートレック」の船長になりきったAIが、数学問題で高いパフォーマンスを見せるという興味深い研究結果が、arXivに掲載されました。この研究はVMWareの研究者により、大規模言語モデル(LLM)を使ったもので、初期プロンプトを入力して小学生レベルの算数を解かせる実験です。
60種のプロンプトを試した結果、特に「スタートレック」のキャラクターになりきるプロンプトが効果的だったそうです。AIはまるで船長のログをつけるかのように問題を解決しました。なぜこのプロンプトが有効なのかは不明ですが、「スタートレック」関連の情報が正確で豊富なためではないかと研究者は推測。しかし、LLMがプロセスに何をしているのかは不透明であり、確かなことはAIがトレッキーではないことです。
出典 : https://gigazine.net/news/20240304-llm-star-trek-prompt/
