OpenAIが行った、ChatGPTの使用規約改正によって、軍事・戦争目的への使用を禁じる文言が削除されました。これまでのポリシーは「武器開発」と「軍事・戦争目的」の使用を禁止していたことで知られていましたが、新たな変更を受けてその一線が曖昧に。
ただし、「自分や他人に危害を加えるための使用」は引き続き禁じられており、「武器の開発や使用」など具体例も挙げられています。OpenAIの広報担当者は、より広範な原則に焦点を当てる意図があると説明しています。
この変更によって、たとえばDARPAとの協力によるサイバーセキュリティツール開発など、国家安全保障上有益な利用が可能となるかもしれません。ポリシー改定は、利用の透明性向上と議論を促進するためとされています。
出典 : https://gigazine.net/news/20240115-openai-chatgpt-policy-for-military-and-warfare/