Geminiの値段はいくら?全プランの料金・費用を徹底比較

2026.02.22

WorkWonders

Geminiの値段はいくら?全プランの料金・費用を徹底比較

はじめに

Geminiは、無料から有料まで複数のプランがあり、値段の見え方が少し複雑です。個人で使うのか、会社で使うのか、開発でAPIを使うのかで、料金の考え方も変わります。

料金を把握しないまま始めると、必要以上の出費や、想定外の請求につながりかねません。まずは全体像を押さえ、次に自分の使い方に合う値段の見方へ落とし込むのが近道です。

Geminiの「値段」を理解するための前提

Geminiの「値段」を理解するための前提

Geminiの値段は、個人向け、法人向け、開発者向けの3つに分けて考えると整理しやすいです。さらに個人向けでも、無料と有料サブスクリプションで月額がはっきり分かれます。

料金体系は、個人向け・法人向け・開発者向けの3カテゴリに分けると全体像をつかみやすいです。個人向けは無料、Google AI Pro、Google AI Ultraの3プランがあり、月額は0円、2,900円、36,400円です(参照*1)。

まず自分の利用が、アプリなどの個人利用なのか、Workspaceなどの組織利用なのか、APIを呼び出す開発なのかを分けて書き出します。そのうえで、月額の固定費なのか、使った分だけの従量課金なのかを確認してから、比較表を見る順番にすると迷いにくいです。

個人向け(アプリ/Google One連携)の料金:無料・Plus・Pro・Ultraを比較

個人向け(アプリ/Google One連携)の料金:無料・Plus・Pro・Ultraを比較

月額料金とストレージ容量

個人向けは、無料からUltraまで段階があり、値段と一緒にストレージ容量も変わります。月額だけでなく、保存できる容量を同時に見ると差がつかみやすいです。

月額とストレージ容量は、無料→Plus→Pro→Ultraの順に段階があります。無料は0円でGoogleドライブ容量が15GBです。Plusは月額1,200円で200GBです。Proは月額2,900円で2TBです。Ultraは月額36,400円で30TBです(参照*2)。

自分が必要な容量を、15GB、200GB、2TB、30TBのどれに近いかで当てはめます。次に、月額0円、1,200円、2,900円、36,400円のどこまで許容できるかを並べて、候補を2つ程度に絞ります。

無料枠・トライアル・キャンペーン条件

値段を比べるときは、最初の無料期間や値引き条件も同じ表に入れると判断がぶれにくいです。特に、試す可能性がある上位プランが決まっている場合は、どのプランから始めるかで値引き額が変わることがあります。

無料トライアルの条件は、通貨と支払い周期まで含めて確認が必要です。AI Proは月額19.99ドルまたは年額199.99ドルで、新規ユーザーに1か月の無料トライアルを提供するとしています。無料トライアルはアプリ内または購読管理ページから開始できます(参照*3)。

キャンペーンの値引きは、開始プランで差が出る場合があります。上位プランを試す可能性があるなら、そちらからのほうが値引き額が大きいと注意しています。Plusはキャンペーンで計1,200円引きですが、Proは2,900円引きで1ヶ月分無料になります(参照*2)。

無料トライアルの有無と期間を、申し込み前に購読画面で確認します。キャンペーンの値引き額がプランで違う場合は、試したい到達点を決めてから、開始プランを選ぶ手順にします。

値段の差はどこに出る?モデル・機能・利用上限の違い

値段の差はどこに出る?モデル・機能・利用上限の違い

利用上限と先行提供機能

同じGeminiでも、値段の差は利用上限に出ます。どれだけ使えるかが増えると、月額も上がる形です。

利用上限の違いは、日次の生成可能枚数などに表れます。Google AI Proは月額2,900円で1日あたり最大100枚の生成が可能です。Google AI Ultraは月額36,400円で1日最大1,000枚の生成が可能です(参照*4)。

先行提供機能は、地域とプラン条件に当てはまるかの確認が必要です。サブスクリプション加入者向けに、ユーザーに代わって複数段階のタスクを実行する自動ブラウズ機能(auto browse)を提供すると述べています。新機能は米国でAI ProとUltraの加入者向けに展開されています(参照*5)。

自分の使い方で、1日に必要な生成回数の目安をメモします。次に、先行提供機能が自分の利用地域とプラン条件に当てはまるかを、提供範囲の記載で確認します。

連携機能と生成機能の違い

値段の違いは、使えるモデルや、付属するストレージにも表れます。プラン名だけでなく、どのモデルに触れられるかまで見ておくと、比較の軸がそろいます。

個人向けの月額と主要モデル、ストレージはセットで確認すると比較しやすいです。個人向けは無料、Google AI Pro、Google AI Ultraの3プランがあり、月額は0円、2,900円、36,400円です。主要アクセスモデルは無料プランが2.5系統、Proが3Pro、Ultraは最上位モデルです。ストレージは15GB、2TB、30TBが付属します(参照*1)。

比較表を作るときは、月額、モデル名、ストレージ容量の3列を固定します。自分が重視する列に印を付け、候補プランの差がどこにあるかを見える形にします。

法人・組織向けの費用感:Workspace、Gemini Enterprise、教育・政府の事例

法人・組織向けの費用感:Workspace、Gemini Enterprise、教育・政府の事例

Workspace料金内のGeminiと追加契約の考え方

組織で使う場合は、Workspaceの中にGeminiが含まれるのか、別契約が必要なのかで値段の見方が変わります。まず契約の箱がどこかを確認するのが先です。

Workspace内での扱いによって、個別契約の要否が変わります。Google WorkspaceでGeminiを利用している場合は個別契約は不要で、GeminiはWorkspaceに標準搭載されるとしています。Workspaceの料金はプランごとに異なり、Business Starter・Business Standard・Business Plusの年払い・月払いの料金が記載されています(参照*6)。

自社が契約しているWorkspaceのプラン名と支払い方法が年払いか月払いかを確認します。そのうえで、Geminiが標準搭載の範囲で足りるのか、追加契約が必要なのかを契約書と管理画面で突き合わせます。

Gemini Enterpriseと特別価格の事例

追加契約の形では、ライセンス数や利用量の扱いが費用に関わります。事例として、教育機関や政府向けの価格の出し方もあります。

Gemini Enterpriseは、ライセンス形式とクォータの考え方が費用に直結します。Gemini Enterpriseはサブスクリプションのライセンス形式を採用します。クォータにはアシスタントのクエリ回数、ノーコードエージェント作成数、動画・画像生成回数などが含まれ、ライセンス数でプールされます。超過分は従量課金で、上限を超えての使用は禁止はされていないと述べています(参照*7)。

教育機関向けの事例として、購買日から年間更新日までの日割りで最大204ドルとなる形で、Gemini AI Proライセンスの購買手続きを支援するとしています(参照*8)。

政府向けの事例として、OneGov agreementのもとでGemini for GovernmentのAIとクラウドのパッケージを提供し、機関はGoogleのAIツールに対して1機関あたり$0.47を支払うとしています。提供は2026年まで有効で、以前の合意でGoogle Workspaceを71%の価格削減で提供したことにも触れています(参照*9)。

組織では、ライセンス数、クォータの中身、超過時の課金方法を契約条件として抜き出します。教育や政府のように特別価格の枠がある場合は、適用条件と有効期限を資料で確認し、通常契約と混同しないように整理します。

開発者向け(Gemini API)の料金:課金単位、無料枠、コスト試算

開発者向け(Gemini API)の料金:課金単位、無料枠、コスト試算

課金単位と無料枠の有無

Gemini APIの値段は、月額固定ではなく、使った分だけ支払う従量課金が基本です。課金の単位が何かと、無料枠があるかを最初に押さえる必要があります。

課金はトークン単位で、インプットとアウトプットの両方に対して発生します。開発者向けにGemini APIがあり、使った分だけ支払う従量課金制だと述べています。主要モデルにはGemini3 Pro Preview、Gemini2.5 Pro、Gemini2.5 Flashなどがあり、トークン単位の料金で計算されます。インプットとアウトプットの両方のトークン数に応じて料金が発生します(参照*1)。

無料枠の有無はモデルごとに異なるため、利用前の確認が必要です。Gemini APIは有料ですがモデルにより無料枠が設定されており、現状Gemini 3には無料枠が設定されていないと述べています。無料枠の利用にはGoogleアカウントの支払い方法にクレジットカードが登録されている必要があります(参照*10)。

使うモデル名を先に決め、無料枠の有無をモデルごとに確認します。次に、見積もりではインプットとアウトプットのトークン数を分けて記録し、請求の計算軸をそろえます。

コスト監視と請求リスク対策

従量課金は、使い方によって請求が大きくぶれることがあります。実際に過剰請求の報告もあるため、監視と止め方を手順として持っておくことが現実的です。

過剰請求の報告があるため、利用状況の監視が必要になります。2025年8月23日ごろから、Gemini APIのGemini 2.5 Flash Native Image Generationに基づく利用料金が通常の約5倍となる過剰請求が発生しているとしています。Gemini 2.5 Proでも同様のケースがあるとの未確認情報が出ているとも述べています。中には一千万円を超える請求があり、決済済みの場合は資金繰りに影響する可能性が指摘されています(参照*11)。

対処手順は、止める手段と連絡先までセットで整理しておくと迷いにくいです。対処としてGemini APIキーの削除・無効化、関連APIの無効化、クレジットカード会社への連絡、サポートへの報告と証憑の確保、場合によっては請求書払いへの切替検討を挙げています。アラート設定を用いた課金監視の推奨も記していますが、ハードリミットや課金情報取得APIの未整備など制御面の課題も指摘しています(参照*11)。

運用前に、止める手段としてAPIキー無効化と関連API無効化の手順を手元に残します。請求が想定と違うときに備え、連絡先、証憑として残す画面やログ、支払い方法の切替候補をチェック項目にします。

他社AIと比べてGeminiは高い?安い?比較の軸と判断基準

他社AIと比べてGeminiは高い?安い?比較の軸と判断基準

他社AIと比べるときは、月額の数字だけでなく、同じ条件で並べる軸が必要です。無料プランの有無、個人の有料プラン、ビジネス向けプランの3段で分けると混ざりにくいです。

比較は、無料・有料・ビジネスの3段で並べると混ざりにくいです。ChatGPT・Claude・Microsoft Copilotとの料金比較として、各サービスの無料プラン・有料プラン・ビジネス向けプランが整理されています。支払い面ではWiseを活用することで外貨決済のコストを抑えやすくなる点にも触れています(参照*6)。

個人向け有料プランやAPIは、同等クラスの前提をそろえたうえで差を見ます。個人向け有料プランの月額はGoogle AI Proが2,900円で、ChatGPT Plusが約20ドル相当だと述べています。APIの価格帯は同等クラスのモデルでGeminiの方が安価になる場合がある点も挙げています(参照*1)。

比較表は、通貨、支払い周期、プラン種別をそろえてから数字を写します。ドル建てが混ざる場合は、外貨決済の手数料や支払い方法も同じ行にメモし、月額の見かけだけで判断しない形にします。

失敗例・注意点:契約前後で「損した」を避けるチェックリスト

失敗例・注意点:契約前後で「損した」を避けるチェックリスト

損したと感じやすい場面は、上限に突然当たることと、契約の順番で値引きが変わることです。契約前後で確認する項目を固定すると、見落としを減らせます。

利用上限の見える化が進むと、アップグレード判断がしやすくなります。米メディア9to5Googleが発見した新しい指標を見ると、今のプランからアップグレードする価値をより具体的に判断できると述べています。「気づいたら今日の上限に達していた」といった不意打ちを避けられるとも述べています(参照*12)。

値引きが絡む場合は、開始プランの選び方で差が出ます。上位プランを試す可能性があるなら、下のプランからの乗り換えを挟まずにいきなり上位に行ったほうが値引き額は大きくなると注意しています(参照*2)。

チェック項目は次の形で紙かメモに固定します。

  • 日次などの利用上限と、上限に近いかを見られる指標の場所
  • 試したい上位プランがある場合の、開始プランと値引き額
  • 契約の更新日、解約手順、請求の確認画面

契約前に1回、契約後に1回、同じ項目を見直す運用にします。

おわりに

Geminiの値段は、個人向けの月額、組織向けの契約形態、開発者向けの従量課金で見方が変わります。まず自分の利用区分を決め、同じ軸で数字を並べることが出発点になります。

月額の安さだけでなく、ストレージ、利用上限、無料トライアル、超過課金や請求リスクまで含めて確認すると、契約前後のズレを減らせます。

監修者

安達裕哉(あだち ゆうや)

デロイト トーマツ コンサルティングにて品質マネジメント、人事などの分野でコンサルティングに従事しその後、監査法人トーマツの中小企業向けコンサルティング部門の立ち上げに参画。大阪支社長、東京支社長を歴任したのち2013年5月にwebマーケティング、コンテンツ制作を行う「ティネクト株式会社」を設立。ビジネスメディア「Books&Apps」を運営。
2023年7月に生成AIコンサルティング、およびAIメディア運営を行う「ワークワンダース株式会社」を設立。ICJ2号ファンドによる調達を実施(1.3億円)。
著書「頭のいい人が話す前に考えていること」 が、82万部(2025年3月時点)を売り上げる。
(“2023年・2024年上半期に日本で一番売れたビジネス書”(トーハン調べ/日販調べ))

参照

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