CRMソフトウェア業界のリーダー、セールスフォースが、AI技術を駆使した新しいビジネスモデルを打ち出しました。人間の手を借りずにタスク処理が可能な「エージェント」という新たなAIツールを提供し、それによる対話ごとに2ドルを課金する予定です。
サブスクリプションモデルの先駆けとされる同社ですが、AIの進化にともない、ビジネスモデルの転換を図っています。この新料金戦略には、AIの普及による雇用の喪失を見越し、企業が少なくなる可能性のある従業員に依存しない形で、将来のビジネスを守る意図があります。
セールスフォースのCEOであるマーク・ベニオフは、AIエージェントが人員不足を補い、正社員や臨時の雇用をせずに済むと述べています。AIブームが続く中、同社を含むアプリケーションソフトメーカーは、具体的な成果をまだ多く示せていない状況です。
出典 : セールスフォース、AI新戦略発表へ-生成AIとの対話に2ドル課金 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-18/SJZRUQT0G1KW00