リコーが新たな日本語大規模言語モデル(LLM)を開発した。
米国のGPT-4と匹敵する性能を誇るこのモデルは、東京工業大学が開発した「Llama-3-Swallow-70B」を基礎にしている。
モデルマージという技術を駆使し、MetaのAIモデルから得た知識とリコー独自の技術を組み合わせることで、改良された新しいモデルを構築したのだ。
このLLMは、日本語のパフォーマンステスト「ELYZA-tasks-100」において、GPT-4と同等の結果を出し、安定性の高さを示した。
リコーは、企業ごとに特化した表現を理解するAIの開発が必要だとし、そのプロセスを効率化するための研究を進めるつもりである。
これにより、AI技術の業務応用がますます実現しやすくなりそうだ。
出典 : リコー、モデルマージで“GPT-4レベル”の大規模言語モデル開発 プライベートLLMの開発効率化に貢献 https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2409/30/news174.html