先日開催された開発者向けイベント「OpenAI DevDay 2023」にて、新モデル「GPT-4 Turbo」をはじめとする新たなAIの機能が発表されました。
その中でも注目すべきは「GPT-4 All Tools」です。これまで個別に選んで使う必要があった様々な機能が一つにまとまりました。Webブラウズやデータ分析、画像生成が可能になった「GPT-4」を選んでおけば、わざわざ切り替えなくてもこれらが使えるようになります。
具体的には、テキストだけでなく画像を使ったプロンプトも受け付けます。特徴的なレンズを使って撮影した写真を見せれば、そのレンズの特性を説明してくれます。更に、プロンプトを入力することで、“シューゲイザーバンドのアーティスト写真を作って”などと依頼すれば、高画質な画像が創造されます。また、それをJPEGに変換するプログラムを自動生成し、実行環境まで用意してくれます。最後に、Bingを利用してウェブ検索が行えます。例えば、“最近のシューゲイザーバンドの傾向を教えて”と尋ねれば、適切な検索結果を元に回答します。
GPT-4の全機能を手軽に使えることで、AIでできることの可能性が一層広がりそうです。
出典 : https://ascii.jp/elem/000/004/169/4169025/