EUでは年内の成立が予想されていたAI規制法の策定に暗雲が立ち込めています。
この法案は2021年4月に提案され、AI技術ではなく使用目的によってリスクを分類し、規制することを目的としています。
しかし、フランスやドイツをはじめとする大国が自国のAI企業からの圧力を受け、反対を表明。
特に議論となっているのは、ChatGPTなどに使用される「基盤モデル」の規制です。
加盟国と欧州委員会、欧州議会の間で意見が分かれ、協議が決裂する事態に陥っています。
このままでは12月の非公式会合での大筋合意も困難となりそうです。
イノベーションと透明性のバランスを巡る欧州の挑戦は、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。
出典 : https://www.asahi.com/articles/ASRCQ6J0NRCPUHBI04L.html