東京大学発のAIスタートアップ「ELYZA」は、企業の問い合わせ窓口を効率化するためのAIモデルを開発しました。
この技術はメールや電話での応答を素早く分析し、返答案を自動で作成する機能を持っています。JR西日本では既に試験導入され、問い合わせ対応時間の削減や報告書作成時間の短縮など、その効果を実感しています。
さらに、問い合わせ内容を均質化したデータとして保存することで、人手では困難だった大量のデータ分析が可能になりました。
「ELYZA」のCEOは、オペレーターの支援としてAIの活用を推進し、今後は分析結果に基づく対応策を提案する機能も加える計画です。
このAIは、東京大学の松尾豊教授の研究室からスタートし、多言語モデルを日本語に特化して改良することで成功を収めています。
企業の問い合わせ対応がAIの導入によって大きく変わるかもしれません。
出典 : ELYZA、問い合わせ窓口特化の生成AI JR西系に導入 – 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/nkd/company/us/META/news/?DisplayType=1&ng=DGXZQOUC0360L003122024000000