東南大学の研究チームが、AI技術を使って科学公式を見つける新システム「LLM-Feynman」を開発しました。
データから科学の原理を見つけ出すことは、科学界にとって大変重要ですが、従来の機械学習法では複雑なモデルが生成されがちでした。
しかし、LLM-FeynmanではAIが膨大な科学知識を参照し、シンプルで理解しやすい公式を発見できます。
このシステムは、データ特徴の抽出、公式の生成と自己評価、公式の意味解釈の3つのステップで成り立ち、従来法よりも高精度な結果を示しています。
フェインマン物理学講義のデータによる実験では、90%以上の物理公式を再発見し、材料科学への応用においても突出した成果を示しています。
特に2D材料やペロブスカイトの合成可能性を予測する公式は90%以上の高精度で、実用的な成果を期待させます。
出典 : “科学の公式”を発見するAI「LLM-Feynman」 中国の研究者らが開発 データから物理公式の90％以上の再発見に成功 https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2503/14/news083.html
