OpenAIは、話題を呼んでいるAIチャットボット「ChatGPT」の新しいサブスクリプションプランを発表しました。
この新プランは「ChatGPT Team」と名付けられ、自己サービス志向の小さなチーム向けに特化しています。149人までのチームが専用のワークスペースでChatGPTを使用でき、チーム管理のための管理ツールも提供されます。
さらに全てのユーザーは、OpenAIの最新モデル―テキスト生成のGPT-4、画像とテキストの理解ができるGPT-4 with Vision、画像を作成するDALL-E 3―にアクセス可。ファイルから情報を分析、編集、抽出するツールも利用できます。
コーディング経験不要で、チーム内でシェア可能なカスタムGPTアプリの構築も可能です。たとえば、開発者がスタイルを確認したり、ベストプラクティスに沿ったコードを生成できるよう企業の独自コードをGPTが取り込むこともできます。
ChatGPT Teamは月額30ドル、または年間払いで一ヶ月あたり25ドルという価格設定で、個人向けのプレミアムプラン「ChatGPT Plus」よりも高い価格ですが、「ChatGPT Enterprise」よりはずっとお手頃です。
OpenAIによれば、将来的に新機能や改良が加えられるとのことですが、チームデータや会話をモデルトレーニングには使用しないそうです。
「ChatGPT Team」は、コストを抑えてチーム指向の機能を求める中小企業にうってつけのようです。
出典 : https://techcrunch.com/2024/01/10/openai-launches-chatgpt-subscription-aimed-at-small-teams/