H2O AIはAIの民主化を進める企業で、オープンソースや独自のツールを開発しています。この度、新しい小型の大規模言語モデル「ダヌーブ」を発表したことが明らかになりました。
ダヌーブはモバイルデバイス用に設計され、18億のパラメータを持ち、様々な言語処理タスクにおいて類似サイズのモデルと同等またはそれ以上の性能を提供すると言われています。
このモデルは、マイクロソフトやStability AI、Eleuther AIなどの企業が提供する優れたモデルと同じカテゴリーに位置づけられます。
企業は、ユーザーがクラウドへ情報を送出することなく、迅速な支援を求めるためにモデルを製品に内蔵することに注力しています。
ダヌーブ1.8Bは、簡単な推論や読解、要約、翻訳などの幅広い言語アプリケーションに適応可能です。H2OはこのモデルをApache 2.0ライセンスのもとでリリースし、追加ツールも提供予定です。
将来的にはオフラインで動作するジェネレーティブAIがスマートフォンやノートパソコンを支えると予想されており、サムスンもこの動向に合わせて新しいスマートフォンラインを発表しました。
出典 : https://venturebeat.com/ai/h2o-ai-releases-danube-a-super-tiny-llm-for-mobile-applications/