カリフォルニア大学バークレー校からスピンアウトしたCovariant社はこのたび、ロボットのための大規模言語モデル「RFM-1」を発表しました。共同創業者でCEOのピーター・チェン氏によると、「RFM-1は基本的にロボット言語のための大規模言語モデル」とのことです。
これはCovariant社の「Brain AIプラットフォーム」が収集した膨大なデータを基に構築されました。
このプラットフォームは従来のプログラムされた単一の作業を繰り返すロボットとは異なり、実世界のデータを処理し、手元のタスクを実行するための最適な行動を決定する、「人間のような推論能力」をロボットに付与します。
実演では「赤い物を拾う」といった単純な命令に加え、「靴を履く前に足につけるものを拾う」という複雑な命令に対しても正確に応じることが可能でした。
Covariant社は現在多くの倉庫でロボットを成功させ、製造業やサービス産業など、様々な業界での応用を目指しています。
「RFM-1」はより自然な方法でロボットとの対話を可能にし、将来的にはもっと多くのロボットアプリケーションへの爆発的な展開を促進するでしょう。
この技術は高校生にも理解しやすい要素を含んでおり、ロボット工学の未来に対する大いなる期待を抱かせます。
出典 : https://techcrunch.com/2024/03/11/covariant-is-building-chatgpt-for-robots/