米アップルが、自社のiPhoneにグーグルの会話型生成AIを搭載することを検討しています。ブルームバーグ通信の報道によると、更新されるiPhoneソフトウェアにおいて、このAIが重要な役割を果たすことが予想されます。
もし交渉が合意に至れば、AI技術の開発で出遅れ気味のアップルにとって一歩前進となるでしょう。一方で、グーグルにはなんと10億人以上のiPhoneユーザーに自社のAIを広める機会が訪れます。
ただし、グーグルは既に米当局から検索サービスを巡る独占問題で訴えられているため、このAI提携もさらなる当局の目を引く可能性があります。
アップルはAI組み込みの具体的な機能についてパートナーを捜索中で、グーグルが優先候補となっています。同様に「チャットGPT」を開発するオープンAIとの協議も進めていますが、これについて両社からはまだコメントはありません。
出典 : https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/870113