デニス・クラウチは、1990年代の大学時代から長年に渡り機械学習の研究を行ってきました。
しかし、最近のLLMベースのGenAI技術の進歩には驚くばかりです。彼は、特許実務や法学教授としての仕事にそれを応用しようと試みています。
GenAIツールを利用してブログ記事を生成しようとしたものの、洞察に欠け間違った情報を生み出すこともあるといいます。
そこで彼は、まず記事の草稿を自分で書き、後でGenAIの力を借りて洗練させる方法に変更しました。
また、千件近く完成していない記事のブロックを解決するために、AIツールでアイデアを出してもらうそうです。
さらには、AIを利用して連邦巡回裁判所の口頭弁論を文字起こしするなど、事務作業にも便利に活用しています。
学生たちはEdgeというツールを用いて特許申請のドラフトを作成するなど、教育現場においてもGenAIは素晴らしい助けになっていると述べています。
最後に、Dennisは有名な写真をGPT-4で再現するプロジェクトについて触れ、顕著な結果を得たと報告しています。
これらの進歩は、学生だけでなく多くの法律専門家にも新たな可能性を与えていくでしょう。
出典 : https://patentlyo.com/patent/2024/04/doing-based-genai.html