第二次世界大戦時の荒波を越えた貴重な一冊が、和歌山で見つかりました。「ハワイ沖縄県人発展史」と題されたこの本は、1941年に発刊され、今もなお移民研究にとって欠かせない重要な資料とされています。
その内容は、当時のハワイに移住した沖縄県人たちの足跡と発展を記したもので、戦火を潜り抜けた奇跡的な存在です。この発見は、歴史研究はもちろんのこと、現代における多文化共生の在り方を再考するきっかけを与えるものと期待されています。
発見者は、この文献の意義について「移民研究が変わる重要資料だ」とコメントしており、その価値は計り知れません。歴史の一端を照らし出すこの貴重な文献は、これからの研究に大いに役立つことでしょう。
出典 : https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1345511