国内の有名研究機関が力を合わせて開発した新たなスーパーコンピューター「富岳」を使った言語モデル「Fugaku-LLM」が、これまでとは一線を画す性能を持ち、ついにそのベールを脱いだ。従来は日本語処理に海外モデルを用いることが多かったが、このFugaku-LLMは、独自の日本語データにより、特に人文社会系のタスクで高い性能を示したという。
富岳のCPUを用い、演算速度は6倍、通信速度は3倍に強化。サイバーエージェントの安全性の高いデータも活用している。開発チームは、成果をGitHubやHugging Faceで公開し、これが科研やビジネスの未来を大きく変える一歩となる可能性を示唆している。
研究でも商業でも利用できるレベルであれば、社会に与える影響は計り知れない。
出典 : https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00748/