TDKの斎藤昇社長は、生成AIの流行が同社の製品需要拡大に大いにつながり、業績に良い影響を与えると期待しています。
AI半導体は、TDKが得意とするセラミックコンデンサーやインダクターなどの受動部品が不可欠であり、AI技術の発展はTDKの主要な業績向上要因になることを示唆しました。
また、生成AIは、データセンターやモバイル端末、自動車など多岐にわたる分野での需要増を牽引し、それに伴いTDKの多様な製品への影響も大きいと述べています。
特に、ハードディスクドライブ用ヘッドやバッテリー、センサー技術がAI関連の進展によって利益を享受すると見られています。
さらに、TDKはインドでの生産拡大を計画中で、镜将的にも業績のさらなる伸びが期待されます。
この展望は、株価にも好影響を与え、新記録を更新するなど市場の注目を集めています。
出典 : https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-16/SEWDPOT0G1KW00