NECがAWS上で稼働していたSAP ERPシステムをクラウドへと移行することを決定しました。これは、2025年度末を目処に掲げる「2025中期計画」の一環で、社内のDX（デジタル変革）を推進するキープロジェクトとして位置付けられています。
移行プロジェクトでは、生成AIなどの最新技術を積極的に取り入れる方針で、社内の知見を経営や社会へ還元することを目指しています。以前はシステムの一部に課題があったものの、現在ではこうした課題も解決し、新たなデジタル基盤を築くべく努力を続けている様子が伝わってきます。
社内の営業や基幹業務のデジタル化、透明化を強化し、2023年には安定稼働を実現。さらにはデータ活用を進める「One NEC Dataプラットフォーム」の構築など、NECのDXへの取り組みは他の企業にとっても参考になるでしょう。
出典 : NEC、生成AIで推進する基幹システムのモダナイゼーション──独自LLM「cotomi」×SAP「Joule」活用のDX戦略 https://enterprisezine.jp/article/detail/19947