本論文は一つのビジュアルコンテンツを産み出すまでの4つのステップについて紹介します。ますは、Dreamstudioというツールを使って背景画像を生成し、それを基礎とします。次に、デザートや食事のプレートを始めとする具体的な画像の生成に取り組みます。
これらの画像は指定したキーワードによって生み出されますが、その結果は必ずしも期待通りにはならないことも分かりました。一方で、思いがけない創造のきっかけにもなりうるというのが、この新技術の大きな特徴でもあります。
さらに難易度が上がるのが、地球が誕生日を祝うというグラフィックの生成です。ある意図を具現化するためには、複数回の試行が必要でした。最終的には、元々のイメージとは異なるものを選びましたが、同じ思いを伝えられるものでした。
最後に、これらを編集ツールで組み合わせてテキストを付け加え、完成させます。自動生成と手動編集を組み合わせることで、より引き立つビジュアルコンテンツが生まれます。
この結果から、AIは既存アセットの再現だけでなく、効率的な新規アセット作成にも力を発揮できることが明らかとなりました。また、予測不能な結果がクリエイティビティを刺激する一方で、モデルの調整が必要となることも指摘しています。
出典 : https://medium.com/@gaurav.nemade/i-used-stable-diffusion-to-generate-an-instagram-post-1d76d9690dae