シンガポールのスーパーアプリ「Grab」が、日々集める膨大なデータ量に対処するため、
AI技術を活用してデータ解析を効率化しました。かつて40TBものデータを処理していたGrabですが、自社開発のツールが検索面で課題に直面していたことを明かしました。
新たな取り組みとして、検索機能や文書化の改善、さらに機械学習モデルを活用したチャットボットの開発を行いました。
これにより、従業員が必要なデータを探す時間が大幅に削減され、データベースの説明も以前の20%から70%へと向上しました。
Grabは、独自の地理情報を活かしたサービス提供でアジア市場における競争優位を確立し、Uberを市場から退けるほどの成果を上げています。
最新の四半期報告では顧客の増加と収益成長を報告、今後もさらなる改善を目指しています。
出典 : Data harvesting superapp says LLM tamed its unruly data https://www.theregister.com/2024/09/27/grab_dataset_llm/