対話型人工知能(AI)の開発を行う米オープンAIのCEO、サム・アルトマン氏は、「人類は自滅への道を進んでいるが、AIがその解決策になる」との見解を示しました。
彼が参加したアジア太平洋経済協力会議(APEC)での発言では、「私たちが何百億年も繁栄するためにはテクノロジーが必要」と説き、AIの有用性を強調。一方で、近年の主要選挙等については、AI技術の進化が新たなリスクを生む可能性があり、その全貌はまだ解明されていないと指摘しました。
また、AIの監視は重要で、現状のテクノロジーには大きな規制の変更は不要だが、近い将来使命になるとの見解を述べています。「ある程度のモデルになれば、それに対する集団的な監視が必要になるかもしれない」と警鐘を鳴らしています。
出典 : https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-17/S48V2OT1UM0W01