学校の宿題に生成AIを使うケースが増えている。文科省のガイドラインも肯定的で、教育現場への導入が進んでいるかと思われたが、驚いたことに保護者の賛成は37%と意外と低い。
生成AIは、教育の質を高める可能性を秘めている。教師を助けるアイデアを提供するだけでなく、生徒の討論の相手や言語学習の助けになりうる。ただし、家庭での利用には慎重さが求められる。文科省はAIを使った作品を宿題として提出しないよう指導しているが、実際にはAIを使ったレポートを提出する生徒もいるのではないかとの懸念がある。
児童が通うインターナショナルスクールでAIの丸写し報告書が問題となり、学校は明確に禁止する方針を示しているが、これを機に教育現場は生徒に対してどう指導していくか、新たな議論が求められている。
出典 : 学校で生成AI「禁止令」… 人工知能は先生たちの敵か味方か https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2024/10/ai.php