新潟県柏崎市で人工知能「ChatGPT」を活用した業務効率化ツール「Crew」の試用が行われた結果、年間で約240時間もの業務時間が削減されることが明らかになりました。
「Crew」は、従業員向けに安全な情報環境を提供し、ログの監視など一部の機能まで含んでいます。また、企業ごとの禁止ワード登録や、秘密情報の追加も可能です。さらに、企業内文書を読み込むことで、その文書を基にした会話ができるようになっていて、これにより新規採用者の研修なども可能になります。
柏崎市で試用された業務は、標準化に関する基本方針のアップロードや説明文作成などです。「Crew」を用いて作業を行うことで、これまでの人力作業に比べ約30分間の労力を減らすことができました。柏崎市では、個人情報に関する警告システムや、確認プロセスを支援する機能などに対して高評価を与えています。
出典 : https://japan.zdnet.com/article/35211753/