カリフォルニア州在住の夫婦であるビカス・チョーダリーさんとリディ・サーニさんは、AIチャットボットに対する礼儀の必要性について、対照的な意見を持っています。AIスタートアップ創業者のチョーダリーさんは、オープンAIが開発したチャットGPTに対して、
感謝の意を表す言葉を使っています。かつて、彼は重大なバグを修正する際の助けに「あなたはロックスターだ」と感謝の言葉をかけるほどです。「礼儀を欠いていたかもしれない」と反省もしています。
それに比べて、テクノロジー企業に勤めるサーニさんは、礼儀を重視していません。「電子レンジに丁寧語を使わない」のと同じように、チャットボットへの礼儀も不要だと考えています。
AIを使うユーザーは、礼儀正しい対応をすべきかどうかのジレンマに直面していて、ソーシャルメディア上では意見が分かれています。ボットへの礼儀が道徳的問題になっているのです。
出典 : チャットGPTに礼儀正しくすべきか(WSJ日本版) | ウォール・ストリート・ジャーナル日本版から | ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20241024/biz/00m/020/003000c