LG AIリサーチが、自社の大型言語モデル「Exaone 3.5」の三種類のバージョンをオープンソース化しました。高性能ながらも軽量化されたExaone 3.5は、個人のデバイスはもちろん、一般用途や専門的なアプリケーション向けに利用可能です。前モデルのExaone 3.0は、一般目的用のバージョンのみがオープンソースとなっていましたが、今回のアップデートでは100ページに及ぶ文書の処理が可能になりました。
また、モデルはウェブやアップロードされた文書を元に、より正確な情報を提供する「リトリバル強化生成」技術も向上しています。経費削減と効率化のため、モデルの軽量化にも注力し、一番重いバージョンでも32億パラメーターに抑えられています。オープンソース化により、ユーザーからのフィードバックを通じてイノベーションを加速させ、AIエコシステムを確立することを目指すとLGは述べています。
LG AIリサーチは、Exaoneが来年には売上を生み出すと予測しています。
出典 : LG AI Research open-sources three versions of its Exaone LLM https://koreajoongangdaily.joins.com/news/2024-12-09/business/industry/LG-AI-Research-opensources-three-versions-of-its-Exaone-LLM/2196203