1月27日、アップルのアプリ市場「アップストア」の米国版で、見事に中国の新興企業ディープシークが開発したAIアプリが無料アプリランキングで首位に躍り出ました。
ディープシークのAIアプリは今月初めにリリースされてから、米国内で非常に人気が高まり、知名度のあるChatGPTをわずかな期間で追い越す偉業を成し遂げたのです。
この勢いの背景には、自社開発のAIモデルで米国の最先端モデルをしのぐ性能という評価があり、杭州にて2023年に創業したばかりの企業がいきなりの大躍進を遂げました。
ただし、バイデン前政権は中国によるAI技術の進展を抑制するために高性能半導体の輸出を禁じていますが、ディープシークのAIはエヌビディアの中国向け規制回避策とされるチップを使っていることも明らかになっています。
中国では多くの企業がAIモデルの開発に励んでいますが、ディープシークの成功はその中でも特に光る成果と言えるでしょう。
出典 : 中国新興AIディープシーク、米アプリランキングで首位に https://jp.reuters.com/economy/industry/I4D6URGZCBJNRKYN6GCQ7X67BM-2025-01-27/