1972年にはC言語が、その後もPerlやPythonなど多くのプログラミング言語が誕生しました。そして今、特化型の大規模言語モデル(LLM)を使えば、これまでの言語をも上回る革命が起こりつつあります。この技術により、開発者はコンピュータに命令する方法をさらに容易にできるようになるでしょう。
既にGitHub CopilotやChatGPTなどのツールを通じて「LLMをチームメイト」として活用し、開発者の生産性が向上しています。しかし、未来では「LLMをコンパイラとして」使い、自然言語による指定でソフトウェアの振る舞いを明確にすることで、開発プロセスがさらに効率化されると期待されています。
新世代のプログラミング言語により、現在のチーム構成が変わり、1人のソフトウェアエンジニアが複数の役割を担うことになるかもしれません。しかし、これはエンジニアの数が減るということではなく、より多くの開発チームが生まれ、より多くのアイデアが形になることを意味しています。プログラミングの知識がある高校生でも感じ取れるような、この変革の予兆を、次回の投稿でさらに深掘りしていきましょう。
出典 : https://medium.com/redsquirrel-tech/llm-as-compiler-2a2f79d30f0b