米国のAI開発会社inceptionが、新型の大規模言語モデル「Mercury Coder」を公開しました。従来のAIとは異なり、画像生成で用いられる「拡散モデル」を採用しており、最大10倍の速さで動作するという画期的な技術です。
このモデルは、文章を1トークンずつ生成するのではなく、一気に完成度の高いコードを生成することが可能です。従来の言語モデルよりも5〜10倍高速で、コード生成に特化しているため、開発者にとってもメリットが大きいです。
特に処理速度が注目されており、市販のハードウェアを使用した場合、従来のモデルに比べて5倍の速度向上が実現可能です。同社のウェブサイトでは、他の有名な言語モデルとのパフォーマンス比較も公開されており、利用希望者はウェブサイトから登録することができます。
出典 : 新世代のLLM「Mercury Coder」 画像生成AIでおなじみ、拡散モデル採用 コード生成は最大10倍速く https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2503/03/news147.html