NYU TandonのDr Hammond Pearce率いるチームがChatGPTを活用して開発したQTCore-C1チップが新たなる足跡を残しました。このチップは成功裏に製造が行われ、クリスマスライトショーを動かす様子がビデオとして公開されました。
また、チップ設計アクセスの画期的な進展にAIの能力が大いに寄与していることが強調されています。
Dr Pearceが共有したビデオには、QTCore-C1チップを搭載した開発用PCBが機能しており、ディスプレイに接続された状態で写っています。このプロジェクトは、今年初めに開催されたEfabless Corporationが主催するAI生成オープンソースシリコンデザインコンテストでの勝利を経て、
OpenAIのGPT-4との対話を通じて完全に生成されたデザインであることをLinkedInの投稿で紹介しています。
しかし、このチップが複雑な全体設計の一部に過ぎないこと、また、8ビット累算器ベースのアーキテクチャを用いた共同プロセッサとして機能しますが、基本的な算術・論理操作や、いくらかの入出力ラインと内部カウンタを使用して時間を測ったり、
メインプロセッサに値や割り込み要求を送受信する能力を持っていることが説明されています。AIによるチップ設計の可能性は未だ広がりを見せており、EfablessもAI駆動のチップデザインに熱い関心を抱いています。
出典 : https://www.tomshardware.com/pc-components/cpus/chatgpt-designed-a-processor-and-it-has-been-successfully-fabricated-demo-video-shows-it-powering-a-christmas-light-show