フローワークスの横関浩氏は「Archi Future 2023」にて、AIと建築設計の未来をテーマに講演を行った。
AIが建築業界に与える影響やその使用方法について解説し、特に自然言語処理の進歩がもたらす変化に焦点を当てた。
ChatGPTの成功例を挙げ、社会への新しい技術の普及には消費者の受容性が不可欠であること、AIの応用は以前考えられていたよりも早まっていることを強調した。
実際の建築設計現場でのAI導入の必然性やその具体的な利用法についても言及し、建築設計における「認識」「アイデア創造」「設計」の各プロセスをAIが効率化する可能性を示唆した。
横関氏によると、人間の認識プロセスとAIの情報処理プロセスは基本的に同じなので、基本的にAIは設計プロセスを補完する形で効果的に機能する。
そのためAI導入にはユーザー側の意識も重要で、使いやすさや実務での効果をアーリーマジョリティーに訴求することが成功への鍵となる。
出典 : https://built.itmedia.co.jp/bt/articles/2312/26/news171.html