ChatGPTのようなモデルの開発費は巨額になる一方、アップデートによる性能向上は見込めていません。
たとえば、ChatGPT-4の開発は約100億円、GPT-4.5の開発はそれ以上がかかったとされています。
インド政府はBengaluruに拠点を置くスタートアップにサポートを提供し、独自の大規模言語モデル(LLM)の開発を進めようとしています。
このプロジェクトには数千億円が投じられる可能性がありますが、インドがこのようなモデルを開発するためには課題が多く、
高度な研究文化や優れた人材の確保、そして最先端技術を生み出すためのビジョンが不可欠です。
一方で、OpenAIやGoogleなどは、必ずしもより大きなモデルに投資して性能を上げているわけではありません。
インド政府も、その点を学んで、税金を使った開発ではなく、他のアプローチに投資すべきかもしれません。
さらに、オープンソースAIの存在も無視できません。既に多くのLLMが無料で公開されており、これらを活用することも一つの選択肢です。
現時点では、LLMによってロイが生まれる明確な見通しは立っておらず、総合的な人工知能に到達するにはまだ遠い道のりがあります。
出典 : Why the Centre shouldn’t waste taxpayers’ money developing an Indian AI model https://theprint.in/opinion/why-centre-shouldnt-waste-taxpayers-money-developing-indian-ai-model/2615302/