デジタル庁は生成AIを政府業務に活用するための新ガイドラインを発表しました。
このガイドラインは、ChatGPTなどのテキスト生成AIの安全で効果的な利用を促進させる枠組みを提供します。
特に機微情報を扱う分野は除外され、調達から運用、リスク対応までのルールを体系化。
各省庁にはAIの統括を行う「AI統括責任者」を設置し、運用やリスク評価を一手に担います。
さらに、デジタル庁はAI利活用に関する相談窓口を設け、高リスクプロジェクトへの助言を提供します。
高リスクの判断は専用のシートを用いて行い、調達や契約の際には、品質、セキュリティ、プライバシー対策を含むチェックシートの使用が求められます。
ガイドラインは2026年度以降のプロジェクトに適用され、デジタル庁はより早い段階での対応も推奨しています。
これにより政府のAI導入は新たな段階に入ることとなります。
出典 : 「AI統括責任者(CAIO)」を各省庁に設置 デジタル庁が生成AIガイドライン策定 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2505/27/news106.html