中国のアリババによって開発されたAIモデル「Qwen3」が、その高性能さで注目を集めています。最高スペックでは2350億パラメーターを誇り、DeepSeek R1やGPT-4oといった既存のモデルに匹敵する性能を持っているとされ、ローカル向けLLMの中でも最強クラスと評されています。Qwen3は、大小様々なバージョンが公開されており、市販の高性能PCでも動かすことができるようになりました。
特に、MoEアーキテクチャを採用したモデルは、必要な計算リソースを大幅に削減し、より幅広いユーザーに利用されることを実現しています。
また、多言語データを学習しているため、日本語を含む119言語に対応し、日本語のパフォーマンスも特に優れているとの声があります。
Qwen3は、ミクロ経済学や線形代数の問題に対して高度な推論を行い正解を導き出すなど、その数学的能力も高いと証明されています。しかし、政治的な偏りは存在しており、一部の内容については回答を拒否することもあるようです。
このAIモデルがどれほどのポテンシャルを秘めているのか、今後の展開に大いに期待が寄せられています。
出典 : “AI彼女”が自分のパソコンに入る日は近い (1/5) https://ascii.jp/elem/000/004/277/4277091/
