「”エヴァ”のアスカを題材としたポスター販売で男性2人が書類送検された」というニュースが話題です。
生成AIを使い、アスカの容姿を性的に強調した作品が問題となりました。
今回の事件は日本における生成AIと著作権との関連で初めて司法の判断が示された可能性があるため、非常に興味深いです。
通常、二次創作として性的に強調された作品は権利者の寛容により見逃されることもありますが、
今回のケースでは許諾されておらず、著作権法違反の疑いが持たれました。
AIによって生み出された作品が著作権侵害になるか否かは、
元の作品との類似性や依存度が重要な判断基準であり、
AIが介在するかどうかに関わらず、販売行為をした人間が著作権侵害に問われることになります。
この事件は、AI技術が進む中で著作権のあり方を考える上で重要な一例となりそうです。
出典 : 生成AIを使った二次創作品販売が著作権侵害になる理屈について(栗原潔) – エキスパート https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/fd5311ef7d7a18fe94ffa2190039bcc2f725c690