生成された人工知能による動画がSNSを通じて拡散されています。これらの動画は見た目が極めてリアルで、再生数は数百万回に達するものもあります。中には、性的に過激な内容へと誘導するものも存在し、専門家はその背後に収益機構があると警鐘を鳴らしています。
例えば、「ミス東大」を名乗るアカウントから、公園を散歩する若い女性の動画が投稿されました。登録者数は数万人に達しましたが、東京大学広報課は関連を否定し、アカウントは停止されています。
国立情報学研究所の越前功教授は、動きや影が自然な一方で、顔が部分的に見えないなどの特徴からAIが生成した「ディープフェイク」の可能性があると指摘しています。このような動画はネット上で増加しており、見極めることが求められます。
出典 : https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2403/17/news050.html