インヴェスコはコンプライアンスコスト削済みのために、AI技術を導入する準備を進めていますが、株式選択には当面使わないとCEOが述べています。アンドリュー・シュロスバーグCEOによると、AIは業務の効率化に寄与し、クライアントへの報告速度向上にも貢献するでしょう。
さらに、同社はプライベートクレジットオファリングを強化するための取引も検討中です。インヴェスコのアナリストは既にAIを利用しているものの、投資決定へのAI導入は慎重に進められる予定です。特に中国の退職市場が拡大の可能性がある分野と見ており、グレートウォール証券との合弁事業を通じて展開を考えています。
2023年にはETF第4位のUSプロバイダーであるインヴェスコは、純長期流入で100億ドルを報告し、前年の流出を回復しました。シュロスバーグは、アクティブ運用戦略の「再活性」や、不動産およびプライベートクレジットビジネスの拡大を目指しています。
出典 : https://www.ft.com/content/5ad52c6c-a76e-485f-b721-6cffc4f50008