NTTが独自に開発した新しい言語モデル「tsuzumi」が、2024年3月25日に商用サービスを開始しました。
tsuzumiは、高い日本語処理性能を備えながら、学習コストと推論コストの両方を大幅に削減できるという特徴を持っています。
具体的には、GPT-3に対して、軽量版でコストをそれぞれ25分の1、20分の1、超軽量版では300分の1、70分の1まで抑えることができます。
この新AIは、3つのソリューションを提供し、顧客体験(CX)や従業員体験(EX)、IT運用の効率化を支援します。
例えば、小売業界では富士薬品との共同実証を通じて、デジタルヒューマンとAIを融合させた未来型の接客が行われています。
また、福井県では、行政業務の効率化に向けてtsuzumiの導入が検討されています。
コスト削減だけでなく、多様な働き方を支えるセキュリティ対策としても活用が期待されるtsuzumiに、今後の展開から目が離せません。
出典 : https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2404/01/news090.html