海上保安庁が人工知能(AI)を用いて作成したパンフレットに対し、著作権侵害の声が挙がり、配布が中止されました。
パンフレットは海難事故防止の啓発を目的に、無償の生成AIソフトを使用し制作されたものです。5万部が印刷されたものの、海上保安庁は著作権法違反の可能性を考慮し、配布及び公式ホームページからの削除を決定しました。
現行の著作権法は、AIによる無断学習を一定条件下で認めているものの、クリエイターからは改正を求める声もあり、議論は深まっています。海上保安庁は、著作権に関する様々な議論がある中で配布を見送ることとなりました。
出典 : https://www.yomiuri.co.jp/national/20240402-OYT1T50125/