画像生成AIの学習データに、事件や災害の犠牲者写真が無断で含まれている問題が浮上しました。
遺族は、愛する人の写真がAIの学習素材に使われている事実に憤りを感じています。特に、過労自殺で亡くした女性の写真が、人気の高い画像生成AI、ステーブル・ディフュージョンによって使用されていたことが明らかになりました。
AIは膨大な画像データを必要としますが、これらは機械的に収集されており、著作物の無断利用も含まれることから問題とされています。
英国の開発企業は、申し出があれば除外できると回答していますが、遺族の心情や教訓を伝えるために公開された写真が利用されるのは問題があるとの指摘もあります。
この問題は、AIの普及と共に、遺族の感情や故人の尊厳をどう守るか、社会全体での議論を促す事態となっています。
出典 : https://article.auone.jp/detail/1/2/2/379_2_r_20240407_1712491062184722