米PagerDutyが行った大手企業の技術幹部対象の調査により、米国内でAI技術の可能性が注目される一方、セキュリティリスクへの懸念が強まっていることが明らかになりました。幹部のほとんどがAIに潜在するリスクを危惧し、半数近くがガイドラインが整うまで採用を保留する意向を示しました。
しかしながら、競合に遅れを取ることを恐れ、生成AIの導入に積極的な姿勢を見せる幹部も46％に上るという結果が出ています。ただ、AIへの信頼を置かないと回答した人も4分の1にのぼり、先進技術の導入にあたっては、そのメリットとリスクを慎重に天秤に掛ける必要があることがうかがえます。
この調査結果は、企業がAI技術を採用するにあたり、リスク管理とビジネスチャンスをどのようにバランスさせるかが今後の大きな課題となっています。
出典 : https://codezine.jp/article/detail/19400