国立情報学研究所(NII)と東京工業大学の学術国際情報センター(GSIC)は、スーパーコンピュータを活用して
大規模言語モデル(LLM)の研究開発で協力することを発表しました。この取り組みは、日本語の高性能なLLMを構築することを目標に、
データの集めや評価、効率的な学習方法の研究を進めるものです。
LLMは、個人情報の取り扱いや著作権保護といった課題を抱えており、透明性や信頼性の確保が求められています。
これに応えるため、NIIは2024年度に研究開発センターを設置し、生成AIの透明性と信頼性を向上させる研究を実施します。
GSICもGPUを駆使するスーパーコンピュータ「TSUBAME 4.0」の稼動を開始し、計算環境を整えています。
今回の協定により、国産LLMの構築が加速し、社会実装も前進することが期待されます。
日本から生まれる新しいAI技術が、国民生活に新たな利便性をもたらす日は近いかもしれません。
出典 : https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240418-2929753/