米国のテクノロジー大手グーグルが、人工知能(AI)の研究開発部門を一層強化することを発表しました。
「グーグル・ディープマインド」として知られるこの部門には、基礎研究を担当する「グーグルリサーチ」からも人員が集約されます。
この動きは、生成AIの開発を速め、競争が厳しくなる市場でのリードを目指す戦略です。
グーグルのピチャイCEOは社内メモを通じて、量子技術を活用した処理システムや機械学習の研究者たちをディープマインドに統合する計画を発表。
この変更により、利用者や顧客により優れたAIソリューションを提供する狙いが明らかにされました。
また、安全対策を担当する「責任あるAI」チームもディープマインドに加わり、製品改善をより効率的に行う体制を整えます。
この組織再編でグーグルは、AI分野での先進性と責任を両立させる道を進むことになります。
出典 : https://www.jiji.com/jc/article?k=2024042000146&g=int