東京工業大学と富士通の研究チームが、スーパーコンピューター「富岳」を活用して、日本語に特化した大規模言語モデル(LLM)の開発に成功しました。
このモデルは、日本語を理解する能力が高く、それを生かした人工知能(AI)の研究やビジネスへの応用が期待されています。
開発には、AIや計算科学の分野で実績がある東北大学や理化学研究所など多くの研究者が関わっており、
インターネットで収集した大量の日本語データを元に、高度な学習が行われました。
開発したLLMは世界のトップクラスの性能を持つ生成AIに匹敵し、
東京工業大の横田理央教授は、国産技術による初の試みであると強調し、
次世代AI研究やビジネスへの影響が期待されると述べています。
出典 : https://www.yomiuri.co.jp/science/20240510-OYT1T50121/