スーパーコンピュータ「富岳」を活用し、2024年5月に公開された日本語特化の大規模言語モデル「Fugaku-LLM」は、既存の言語モデルを凌駕する可能性を秘めています。
独自のデータを用いた約130億の巨大なパラメータ数により、非常に高い性能を示します。これは、学術研究やビジネスの分野での利用が期待されています。
また、「Fugaku-LLM」はサイバーエージェントが集めた日本語データを主体に学習しており、国内半導体技術を駆使することで、膨大なパラメータ量をも関わらず運用しやすいモデルとなっています。
特に、日本語の敬語などを自然に扱えるため、リアルな対話能力が高く評価されています。
「Japanese MT-Bench」というベンチマークテストでは平均スコア5.5を記録し、公開されているオープンモデルの中では最高の性能を誇ります。「Fugaku-LLM」はHugging FaceやGitHubで公開されており、ライセンスの範囲内で自由に利用することができます。
このモデルは、日本の技術力を世界に示す一大ニュースであり、今後の発展が非常に楽しみです。
出典 : https://article.auone.jp/detail/1/3/7/48_7_r_20240513_1715573012573195