子どもたちの学習を支援し、教育現場の労働負担を軽減するため岐阜市は新たな一歩を踏み出します。2023年6月から、市内中学生向けの授業と教職員の業務向けに、最新の人工知能（AI）サービスを試験的に導入。生成AIを利用して授業計画の策定を助けるだけではなく、英会話能力向上を目指して対話型AIも授業に活用することになりました。
長良中学校の生徒約300人と岐阜市の教職員80人がこの新しい学習ツールを使い、学んだり作業をしたりします。AIを用いることで、数学の問題解決のヒント提供など、一人ひとりのニーズに応じたきめ細かなサポートが期待されます。
今回の導入はスタディポケット社の生成AIを利用します。この取り組みを踏まえて、2025年度以降の本格的なAI導入についての検討が行われる予定です。教育の質向上と教職員の負担軽減を目指し、岐阜市が先進的な取り組みを行います。
出典 : https://www.chunichi.co.jp/article/905828