米オープンAIが開発したチャットGPTは、1億人を超える世界のユーザーに利用されていますが、
この度、ロシア、中国、イスラエル、イラン関連の５つのグループが、世論操作や政治的影響を与えるために不正に利用していたことが発覚しました。
中でも、「スパモフラージュ」と呼ばれるグループは、日本語や韓国語でのコンテンツを生成し、日本のブログサイトにて活動していたことも判明。
また、「バッドグラマー」グループはロシア語や英語で政治的メッセージを自動投稿するプログラムに利用し、イスラエルのキャンペーン会社はガザ地区の戦闘に関する情報を英語圏のソーシャルメディアに拡散していました。
オープンAIはこの問題に対処するため削除措置を取り、技術の乱用には注意を呼び掛けています。【ニューヨーク八田浩輔】
出典 : https://mainichi.jp/articles/20240531/k00/00m/030/159000c