投資家たちに知られている米半導体大手エヌヴィディアが、生成AIの需要増で脚光を浴びています。しかし、AI技術の進化は悪用のリスクも生み出しています。不正使用を防ぐガードレールを設けているAIもある一方で、それを外すものも登場し、問題となっています。
先日、生成AIを使いコンピューターウイルスを作成した男が逮捕されるという事件が起きました。この事件は、生成AIの悪用による、国内初の摘発事例です。知識がなくてもAIの助けを借りればウイルス製作が可能であることが示され、時代の怖さを物語っています。
このような事例は、AIそのものの問題ではなく、技術を使う人間側にあるのです。私たちは、便利な技術を前にして、その使用方法や倫理を考えなければなりません。
出典 : https://media.monex.co.jp/articles/-/24563